「レタス」とは、地中海沿岸から西アジアが原産とされるキク科アキノノゲシ属の植物で、葉は野菜として食用にされます。
直径15cm前後、重量300~500g前後の球状に結球したものが一般的で「玉レタス」と呼ばれることもあります。
葉はシャキシャキした食感で、サラダのベースやハンバーガー、サンドイッチ、タコスの具材など生食されることが多いですが、チャーハンなどの炒め物やスープの具材に用いられることもあります。
「レタス」は淡色野菜に分類され、ビタミンAやカリウムが豊富に含まれており、カリウムにはナトリウムを排出させる働きがあり、高血圧の予防効果などがあります。
「ロメインレタス」とは、ギリシャのコス島が原産とされるキク科アキノノゲシ属の植物で、葉は野菜として食用にされる「レタス」の一種です。
「ロメイン」は「ローマ風」を意味し、ローマ時代から食されていたことが由来とされていますが、原産地にちなんで「コスレタス」と呼ばれることもあります。
長さ20~25cm前後、重量300~500g前後で楕円形に結球したものが一般的で白菜と似た外観をしています。
一般的な「レタス」と比較して葉は硬めでほのかな甘味と苦味があり、シーザーサラダをはじめとしたサラダに用いられるほか、「レタス」同様にハンバーガーやサンドイッチ、タコス、炒め物、スープなど様々な料理に用いられます。
「ロメインレタス」は、通常の「レタス」に比べて栄養価が高く、ビタミン類やβカロテン、葉酸などが豊富に含まれています。
■ Wikipedia レタス
■ Wikipedia ロメインレタス
「レタス」…キク科アキノノゲシ属の植物で球状に結球した野菜
「ロメインレタス」…ギリシャのコス島原産で楕円形に結球したレタスの一種
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