ポトス

ポトスとは、サトイモ科ハブカズラ属に属する常緑低木で、原産ソロモン諸島和名は「オウゴンカズラ(黄金葛)」です。
平面では地面を這うように伸びるつる性植物で、垂直面ではから出す気根(きこん)と呼ばれる細い根で樹木、壁などに吸着して高さ20~30m程度まで生長します。
は光沢のある深緑色に淡黄色の不規則なが入ったハート形ものがオーソドックスで、生長すると最大で長さ30~40cm程度になる単葉互生します。
耐寒性や耐暑性、耐陰性に優れることから観葉植物としても広く普及しており、白い斑が入るものや、葉全体が黄緑色のものなど品種改良された園芸品種は数十種類に及ぶといわれています。
観葉植物として流通するものは未発達な幼葉のものが一般的で、鉢栽培での葉は最大でも長さ10~15cm程度にしか生長しません。

アイビー

アイビーとは、ウコギ科キヅタ属に属する常緑低木で、原産は地中海沿岸西アジア、和名は「セイヨウキヅタ(西洋木蔦)」です。
「ポトス」同様つる性の植物で、平面では地面を這うように伸び垂直面では気根で吸着して生長します。
葉は緑地にクリーム色の葉脈を持った形ものがオーソドックスで、長さ5~10cm程度の単葉で互生します。
「ポトス」よりも耐寒性が強く、耐暑性、耐陰性にも優れることから「ポトス」同様観葉植物としても広く普及しており、葉に斑紋のあるものや縞模様のあるもの、葉の縁がクリーム色になったものなど品種改良された園芸品種は数百種類に及ぶといわれています。
「アイビー」は、「蔦(ツタ)」を意味する英単語 “Ivy” を語源としており「アイヴィー」とカタカナ表記されることもあります。
また、キヅタ属のラテン名 “Hedera” を由来とした「ヘデラ」という別称で呼ばれることもあります。


■ Wikipedia ポトス
■ Wikipedia セイヨウキヅタ

「ポトス」…サトイモ科ハブカズラ属に属する常緑低木
「アイビー」…ウコギ科キヅタ属に属する常緑低木

「ポトス」と「アイビー」の違いは?
タグ: