「ハンバーガー」と「ワッパー」の違いは?

「ハンバーガー」とは、牛挽肉をハンバーグ状にした「ミートパティ」と呼ばれる具材を「バンズ」と呼ばれる丸パンで挟んだサンドウィッチの一種です。
マクドナルドやモスバーガー、ロッテリアなどフランチャイズ展開するハンバーガーチェーンも多く、ファストフードとしても広く定着しています。
鶏肉や白身魚フライ、コロッケなどミートパティ以外の具材を挟んだ「ハンバーガー」も商品化されていますが、アメリカ合衆国においては法律で「ハンバーガー」に含まれる肉は牛肉100%と定められており、合挽肉や豚肉など牛肉以外の肉でできたミートパティや、他の具材のみを挟んだものは「ハンバーガー」と呼ぶことはできません。
日本においては具材や味付け、種類で「チーズバーガー」「てりやきバーガー」「フィッシュバーガー」といったように「○○バーガー」の略称で呼ばれることも多いです。

「ワッパー」とは、アメリカ合衆国フロリダ州に本社を置くファストフードチェーン「バーガーキング」が1957年に発売開始した「ハンバーガー」のブランド・商品名です。
特大サイズのミートパティやバンズを使用したバーガーキングの看板メニューといえる商品で、商品名は「並外れた大きさのもの」「どでかいもの」を意味する英単語 “whopper” に由来しています。
オリジナルの「ワッパー」は、4オンス(約113.4g)のビーフパティとレタス、トマト、タマネギ、ピクルスを5インチ(約13cm)のバンズで挟んだ「ハンバーガー」で、一般的な「ハンバーガー」の約1.4倍の大きさになります。
ビーフパティを2枚挟んだ「ダブルワッパー」や、3枚挟んだ「トリプルワッパー」のほか、「ワッパーチーズ」や「てりやきワッパー」などのラインナップがあります。