「サンドウィッチ」とは、パンに肉や魚介類、卵、野菜等の具材を挟んだ料理の総称です。
フランスパン(バゲット)やクロワッサン、ロールパン、ベーグル、イギリスパンなど多種多様なパンを用いた「サンドウィッチ」がありますが、日本において「サンドウィッチ」といった場合、食パンをスライスして耳を落としたものにバターやマーガリン、マヨネーズ、マスタード、からしなどを塗って具材を挟んだものが一般的です。
具材は、ハムやローストビーフなどの肉類、ツナやスモークサーモンなどの魚介類、レタスやトマトなどの野菜類のほか、ゆで卵やスクランブルエッグ、ポテトサラダ、フライやカツ、コロッケ、チーズや生クリームなどの乳製品、ジャムやピーナッツバターなどのスプレッド、イチゴやバナナなどの果物など多岐にわたります。
日本においては具材や味付け、種類で「カツサンド」「ツナサンド」「たまごサンド」といったように「○○サンド」の略称で呼ばれることもあります。
また、「サンドイッチ」とカタカナ表記されることもあります。
「バインミー」とは、ベトナム発祥の「サンドウィッチ」の一種です。
柔らかいフランスパン(バゲット)に切り込みを入れ、バターやマーガリン、レバーペーストを塗ったものにチャーシューやハム、ダイコンやニンジンのなます、パクチーなどの具材を挟み、ニョクマム(魚醤)をかけたものが一般的ですが、ベーコンやサラミ、鶏肉や豚肉などの肉類や、キュウリやタマネギなどの野菜類、ゆで卵やさつま揚げ、エビなど様々な具材が用いられます。
ベトナムで単に「バインミー」といった場合本来は「パン」を指す総称で、ベトナム語で「サンドウィッチ」を意味する「バインミー・ケップ(bánh mì kẹp)」が用いられたり、メインの具材が肉なら「バインミー・ティット(bánh mì thịt)」、卵なら「バインミー・チュン(bánh mì trung)」などのように挟む具材で呼び分けることもあります。
■ Wikipedia サンドウィッチ
■ Wikipedia バインミー
■ Wikipedia サンドイッチの一覧