「サンドウィッチ」とは、パンに肉や魚介類、野菜等の具材を挟んだ料理の総称です。
挟むパンには、バゲットやクロワッサン、ロールパン、イギリスパン、ベーグルなど多種多様なパンが用いられますが、日本においては食パンをスライスして耳を落としたものにバター、マーガリン、マヨネーズ、からし、マスタードなどを塗って具材を挟むことが多いです。
具材は、ハムやローストビーフなどの肉類、スモークサーモンやツナなどの魚介類、レタスやトマトなどの野菜類のほか、ゆで卵やスクランブルエッグ、ポテトサラダ、フライやカツ、コロッケ、チーズや生クリームなどの乳製品、ジャムやピーナッツバターなどのスプレッド、イチゴやバナナなどの果物など多岐にわたります。
日本においては具材や味付け、種類で「カツサンド」「たまごサンド」「ツナサンド」といったように「○○サンド」の略称で呼ばれることもあります。
また、「サンドイッチ」とカタカナ表記されることもあります。
一方「ハンバーガー」とは、「バンズ」と呼ばれる甘味や塩味が少ない丸パンに、牛や豚の挽肉でハンバーグ状にした「ミートパティ」と呼ばれる具材を挟んだ「サンドウィッチ」の一種です。
マクドナルドやモスバーガー、ロッテリアなど日本でフランチャイズ展開するハンバーガーチェーンも多く、ファストフードとしても広く定着しています。
鶏肉や魚フライ、コロッケなどミートパティ以外の具材を挟んだ「ハンバーガー」もありますが、アメリカでは法律で「ハンバーガー」に含まれる肉は牛肉100%と定められており、合挽肉や豚肉など牛肉以外の肉でできたミートパティや、他の具材を挟んだものは「ハンバーガー」と呼ぶことはできません。
日本においては具材や味付け、種類で「フィッシュバーガー」「チーズバーガー」「てりやきバーガー」といったように「○○バーガー」の略称で呼ばれることもあります。
なお、マクドナルドでは「ハンバーガー」という商品名の商品があるため、他の商品と区別するために、ハンバーガー類の総称として「サンドウィッチ」を用いています。
■ Wikipedia サンドウィッチ
■ Wikipedia ハンバーガー
■ Wikipedia サンドイッチの一覧