「チリコンカン」とは、スペイン語で「肉入りトウガラシ」を意味するアメリカ合衆国発祥のテクス・メクス料理(メキシコ風アメリカ料理)です。
いんげん豆などの豆類を挽肉やタマネギ、トマトなどと共に煮込み、チリパウダーなどで調味したものが一般的ですが、テキサス州など一部の地域では豆類を使わない「チリコンカン」もあります。
そのまま料理として食されるほか、ホットドッグやハンバーガー、サンドイッチ、タコスの具材やナチョスのトッピングなどとして食されることも多いです。
「チリコンカーン」や「チリコンカルネ」のカタカナ表記が用いられることや、アメリカにおいては単に「チリ」と呼ばれることもあります。
「チリビーンズ」とは、豆類を用いた「チリコンカン」のことです。
日本においては「チリコンカン」の呼称が使われる場合でも豆類を使用したものが多く、「チリビーンズ」と「チリコンカン」はほぼ同義語として用いられることが多いですが、アメリカでは地域によって豆類を使用したものを「チリビーンズ」、豆類を使用してないものを「チリ・ノー・ビーンズ」と呼んだり単に「チリ」と区別することもあります。
「チリコンカン」…スペイン語で「肉入りトウガラシ」を意味するテクス・メクス料理
「チリビーンズ」…豆類を用いたチリコンカン
こちらの[違いは?]もどうぞ
「チリコンカン」と「チリビーンズ」の違いは?