「一味唐辛子」とは「いちみとうがらし」と読み、赤唐辛子を乾燥させて粉末にした香辛料です。
おもに鷹の爪などのトウガラシ品種を用い、強い辛みが特徴で、日本料理の辛味付けに欠かせない調味料です。
「一味唐辛子」と同様に赤唐辛子を乾燥させて粉末にした香辛料は、海外でも「チリペッパー」と呼ばれ、世界中で様々な料理の辛味付けに用いられています。
「七味唐辛子」とは「しちみとうがらし」と読み、唐辛子を主とし、複数の香辛料を調合した混合香辛料です。
おもに使用される香辛料は、芥子(けし、ケシの実)、陳皮(ちんぴ、ミカンの皮)、胡麻(ごま)、山椒(さんしょう)、麻の実(おのみ、あさのみ)、紫蘇(しそ)、海苔(のり)、生姜(しょうが)、青海苔(あおのり)、菜種(なたね)などで、メーカーや生産者により原料や配合は違います。
七種類の味がすることが「七味唐辛子」の名の由来といえますが、必ずしも七種類のスパイスが用いられているとは限りません。
うどん・そばなどの麺類や、牛丼、湯豆腐、水炊き、豚汁などの日本料理の薬味として用いられることが多い調味料です。
■ Wikipedia 一味唐辛子
■ Wikipedia 七味唐辛子
「一味唐辛子」…赤唐辛子を乾燥させて粉末にした香辛料
「七味唐辛子」…唐辛子を主とし、複数の香辛料を調合した混合香辛料
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「一味唐辛子」と「七味唐辛子」の違いは?