「トムヤムクン」とは、エビ、フクロタケ、タケノコ、パクチーなどの具材が入ったスープで、辛味と酸味が特徴のタイ料理です。
鶏ガラベースのスープにレモングラス、ココナッツミルク、ナンプラー(タイの魚醤)、プリッキーヌ(タイの唐辛子)、カー(タイのショウガ)、マナオ(タイのライム)、バイマクルー(こぶみかんの葉)などの調味料・ハーブ類を用いた複雑な芳香と独特の風味を持ち、ボルシチやブイヤベースと並んで、世界3大スープに数えられることもあります。
「トムヤムクン」の「トム」は「煮る」、「ヤム」は「混ぜる」、「クン」は「エビ」を意味し、「トム・ヤム・クン」と区切って表記される場合もあります。
「サンラータン」とは、豚挽肉、豆腐、タケノコ、ニンジン、シイタケ、キクラゲ、ネギなどの具材が入ったスープで、酸味と辛味が特徴の中華料理です。
鶏ガラベースのスープに酢、唐辛子、胡椒、生姜などで調味し、水溶き片栗粉でとろみ付けをして溶き卵を加えたものが一般的で、茹でた麺を加えて「サンラータン麺」として食されることもあります。
「サンラータン」は、漢字では「酸辣湯」と書き、「スーラータン」や「スァンラータン」と読まれることもあります。
■ Wikipedia トムヤムクン
■ Wikipedia 酸辣湯
「トムヤムクン」…エビ、フクロタケ、タケノコ、パクチーなどの具材が入ったタイ料理のスープ
「サンラータン」…豚挽肉、豆腐、タケノコ、ニンジン、シイタケ、キクラゲ、ネギなどが入った中華料理のスープ
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