「スパイス」と「ハーブ」に、それぞれ明確な定義はありませんが、一般的には以下のように区別されることが多いです。
「スパイス」とは、料理において、食材に独特の芳香や辛味、色付けをする「調味料」のひとつで、日本語では「香辛料」といいます。
植物の実や種子、地下茎などを、そのまま、あるいは乾燥させる、粉砕するなどの加工を施して使用するものが多いです。
クミンやターメリック、サフラン、チリペッパー、オレガノなど様々な「スパイス」があります。
「ハーブ」とは、料理において、食材に独特の芳香や苦味、薬草としての薬効を加える「調味料」のひとつで、日本語では「香草」や「薬草」といいます。
草本植物の葉や茎など緑色の部分を使い、そのまま、あるいは乾燥させる、粉砕するなどの加工を施して使用するものが多いです。
ミントやバジル、パセリ、レモングラス、カモミール、ローズマリー、セージ、タイムなど様々な「ハーブ」があります。
同じ植物でも種子の部分を乾燥させた「スパイス」を「コリアンダー」、生葉を「ハーブ」として「パクチー」と呼び分ける場合もあります。
■ Wikipedia 香辛料
■ Wikipedia ハーブ
「スパイス」…おもに植物の実や種子、地下茎などから作られる「香辛料」
「ハーブ」…おもに草本植物の葉や茎など緑色の部分から作られる「香草」
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「スパイス」と「ハーブ」の違いは?