ブート・ジョロキアキャロライナ・リーパーは、いずれもナストウガラシ属に属する多年草唐辛子(トウガラシ)」の品種です。

 

ブート・ジョロキア

「ブート・ジョロキア」とは、北インド原産のトウガラシの栽培品種で、カプシクム・キネンセとキダチトウガラシを交配して作られた交雑種です。
果実および果実から作られる香辛料は非常に辛味の強い激辛唐辛子の一種として知られており、スコヴィル値(トウガラシの辛さを測る単位)は100万SHUほどとされています。
2007年に当時世界一辛いとされていたスコヴィル値85万SHUのハバネロを抜き、世界一辛いトウガラシとしてギネス世界記録に認定されました。

 

キャロライナ・リーパー

「キャロライナ・リーパー」とは、アメリカ合衆国原産のトウガラシの栽培品種で、「ブート・ジョロキア」とハバネロを交配して作られた交雑種です。
果実および果実から作られる香辛料は非常に辛味の強い激辛唐辛子の一種として知られており、スコヴィル値は220万SHUほどとされています。
2013年に当時世界一辛いとされていたスコヴィル値146万SHUのトリニダード・スコーピオン・ブッチ・テイラーを抜き、世界一辛いトウガラシとしてギネス世界記録に認定されました。

なお、スコヴィル値248万SHUで現在世界で2番目に辛いといわれる品種「ドラゴンズ・ブレス」や、スコヴィル値318万SHUで現在世界一辛いといわれる品種「ペッパーX」も開発されていますが、ギネス世界記録には認定されていません。


■ Wikipedia ブート・ジョロキア
■ Wikipedia キャロライナ・リーパー
■ Wikipedia トウガラシ
■ Wikipedia 世界一辛いトウガラシ

「ブート・ジョロキア」…2007年に世界一辛いとギネス認定された北インド原産のトウガラシ
「キャロライナ・リーパー」…2013年に世界一辛いとギネス認定されたアメリカ原産のトウガラシ

「ブート・ジョロキア」と「キャロライナ・リーパー」の違いは?
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