「一年草」とは、「一年生植物」ともいわれ、種子から発芽、生育して開花し、結実して種子を残し、枯死するまでのサイクルが1年以内の植物のことです。
「一年草」の中でも、秋に発芽し越冬し翌年に枯れる植物を特に、「冬型一年草」や「越年草(えつねんそう)」ともいいます。
アサガオ、カボチャ、トウモロコシ、ヒマワリなどの植物が「一年草」になります。
「二年草」とは、「二年生植物」ともいわれ、種子から発芽、生育して開花し、結実して種子を残し、枯死するまでのサイクルが1年を越えて2年以内の植物のことです。
「二年草」の多くは、1年目には茎や葉、根などの栄養器官を形成して越冬し、2年目に開花し、結実して種子を残し、枯死します。
アブラナ、パセリ、ニンジン、ワスレナグサなどの植物が「二年草」になります。
「多年草」とは、「多年生植物」ともいわれ、冬季や乾季がある地域でも枯死せず、同一の個体が複数年に渡って存在する植物のことです。
「多年草」には、通年葉をつけたままの「常緑草」や、越冬時などの生育に適さない時期に地上部の葉や茎が枯れ落ちても、地下茎や根などが休眠状態で残り、翌年にそこから再び茎や葉を伸ばす「宿根草(しゅっこんそう)」などがあります。
キク、ユリ、ススキ、スズランなどの植物が「多年草」になります。
■ Wikipedia 一年生植物
■ Wikipedia 二年生植物
■ Wikipedia 多年生植物
「一年草」…発芽、開花、結実、枯死のサイクルが1年以内の植物
「二年草」…発芽、開花、結実、枯死のサイクルが1年以上2年以内の植物
「多年草」…同一の個体が複数年に渡って存在する植物
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