タンポポブタナは、いずれも草地や道端で黄色い花を咲かせる多年草でよく似ていますが、別の植物です。
 
タンポポ

「タンポポ」とは、キク科タンポポ属に属するユーラシア大陸原産の多年草の総称で、漢字では「蒲公英」と書きます。
日本には「日本タンポポ」と呼ばれるエゾタンポポやカントウタンポポ、トウカイタンポポ、カンサイタンポポなどの在来種と、侵略的外来種として要注意外来生物に指定されているセイヨウタンポポやアカミタンポポなどの外来種があり、自生しているうちの8割以上が外来種か、在来種と外来種の交雑種になっています。
3月~5月頃に黄色い花を咲かせ、花が咲き終わる2週間後頃から種子を飛ばすための白い冠毛(綿毛)を球状につけます。
茎の高さは15cm~30cm程度ですが、綿毛を付けるころには種子を遠くへ飛ばすため20cm~50cm程度の高さまで生育します。
また、「タンポポ」の花は1本の茎にひとつしか咲かず、茎は中空になっており折ると白い乳液が出てきます。

ブタナ

一方「ブタナ」とは、キク科エゾコウゾリナ属に属するヨーロッパ原産の多年草で、漢字では「豚菜」と書きます。
「タンポポモドキ」という別称もあるほど「タンポポ」とよく似た黄色い花を咲かせ綿毛も作りますが、開花時期は「タンポポ」より遅い6月〜9月頃で茎の高さは「タンポポ」より高い40cm~80cm、茎は中空になっておらず途中で枝分かれして複数の花をつけます。


■ Wikipedia タンポポ
■ Wikipedia ブタナ

「タンポポ」…キク科タンポポ属の多年草で1本の中空の茎にひとつしか花がつかない
「ブタナ」…キク科エゾコウゾリナ属の多年草で非中空の茎が枝分かれして複数の花がつく

「タンポポ」と「ブタナ」の違いは?
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