「ごぼう」とは、ユーラシア大陸原産のキク科ゴボウ属に属する多年草で、漢字では「牛蒡」と書きます。
日本においては、長く肥大した根を食用とする野菜として知られていますが、欧米において「ごぼう」が食材にされることはほとんどありません。
日本では、「ごぼう」の代表的なレシピといえるきんぴらごぼうをはじめ、ごぼうサラダや煮物、揚げ物、炒め物、炊き込みご飯の具材などに用いられます。
「ごぼう」は、9月~12月頃に収穫されるものが多く、一般的には秋から冬にかけてが旬の食材です。
「新ごぼう」とは、秋に植えた「ごぼう」を、生長する前の4〜6月頃に若採りしたもので、初夏が旬のため「夏ごぼう」と呼ばれることもあります。
普通に収穫された「ごぼう」と比較して色白で皮が薄く、柔らかい食感が特徴で、ドジョウと「新ごぼう」を鶏卵でとじた鍋料理の「柳川鍋」には欠かせない食材です。
「ごぼう」…キク科ゴボウ属に属する多年草で根を食用とする野菜
「新ごぼう」…成長する前に若採りしたごぼう
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「ごぼう」と「新ごぼう」の違いは?