「うなぎ(鰻)」と「あなご(穴子)」は、いずれもウナギ目の魚類です。
「うなぎ」はウナギ目ウナギ科に属し、食用として知られる魚類で細長く円筒形の体型をしています。
ウナギ科には、ニホンウナギ、オオウナギ、ヨーロッパウナギ、アメリカウナギなど18種が属しており、日本で蒲焼や鰻丼として大量に消費されるニホンウナギは、淡水域に生息して海で産卵をする回遊魚です。
「あなご」はウナギ目アナゴ科に属し、食用として知られる魚類で細長く円筒形の体型をしています。
アナゴ科には、食用や観賞魚として150以上の多種多様な種類が属していますが、日本で単に「あなご」といった場合、寿司や天ぷらなどとして大量に消費されるマアナゴを指すことが多いです。
「あなご」は、一生を海水域で過ごす海水魚です。
「うなぎ」の代表種であるニホンウナギと、「あなご」の代表種であるマアナゴを食用として比較した場合、「うなぎ」の脂質含有量は「あなご」の2倍以上で、これが旨味の差となっています。
また、ビタミンAも「うなぎ」のほうが多く、「あなご」の約5倍程度含まれています。
■ Wikipedia ウナギ
■ Wikipedia アナゴ
「うなぎ」ウナギ目ウナギ科に属する魚類で代表種は蒲焼や鰻丼として食されるニホンウナギ
「あなご」ウナギ目アナゴ科に属する魚類で代表種は寿司や天ぷらとして食されるマアナゴ
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