「ひつまぶし」とは、お櫃(おひつ)などに盛り付けられたご飯の上に、細かく刻んだ鰻(ウナギ)の蒲焼を乗せた日本料理で、ワサビ、刻み海苔、ネギなどの薬味と出汁を添えて提供されるのが一般的です。
そのまま食したり、薬味をかけて食したり、出汁やお茶でお茶漬けにして食したり、様々な食べ方と味の変化を楽しめるようになっているのが特徴です。
発祥には諸説ありますが、「うな丼」や「うな重」などの商品にできない切れ端や、形の悪い鰻を刻んで、お櫃に入れて混ぜたものを、お茶漬けにした賄い料理から発展したとされることが多いです。
漢字では「櫃まぶし」と書きます。
「ひまつぶし」とは、待ち時間や、時間的な余裕が生じた際などに、時間を消費する行為、手段を指します。
多くは、生産性を伴わない作業であることが多く、「気泡緩衝材」を潰すプチプチつぶしなどが、代表的な「ひまつぶし」として知られています。
近年では、スマートフォンの普及により、多くの「ひまつぶし」といえるアプリケーションが提供されています。
漢字では「暇潰し」と書きます。
「ひつまぶし」と「ひまつぶし」は、ひらがな表記では似ていますが、「ひまつぶし」に「ひつまぶし」を食べる機会は少ないといえます。
■ Wikipedia ひつまぶし
■ Wikipedia 暇潰し
■ Wikipedia プチプチつぶし
「ひつまぶし」…ご飯の上に細かく刻んだ鰻の蒲焼を乗せた料理
「ひまつぶし」…待ち時間、時間的余裕が生じた際、時間を消費する行為
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「ひつまぶし」と「ひまつぶし」の違いは?