「ブルーベリー」とは、ツツジ科スノキ属に属する北アメリカ原産の落葉低木果樹、および食用とされるその果実のことです。
品種にもよりますが果実は青紫色で直径5mm~15mmの球形のものが一般的で、フルーツとして生食されるほか、ケーキやタルトなどの洋菓子に用いられたり、ジャムやジュース、果実酒などにも加工されます。
また、目の健康に良いとされるアントシアニンを豊富に含むことなどから、サプリメントや健康食品の原材料として用いられることもあります。
食用の栽培品種としてはハイブッシュ系、ラビットアイ系、ローブッシュ系の3品種が主流で、日本の気候でも手軽に栽培できることからガーデニングなど園芸品種としても人気があります。
一方「ハスカップ」とは、スイカズラ科スイカズラ属に属するシベリア原産の落葉低木果樹、および食用とされるその果実のことです。
品種にもよりますが果実は青紫色で直径5mm~15mm、長さ15~25mmの楕円形やアーモンド形のものが一般的で「ハスカップベリー」と呼ばれることもあります。
「ブルーベリー」同様フルーツとして生食されることもありますが、日持ちがしないことや酸味が強いことなどからジャムやジュース、洋菓子などに加工されることが多いです。
アントシアニンを「ブルーベリー」よりも多く含み、ビタミンCやビタミンE、カルシウム、ポリフェノールなどの栄養素も豊富に含むことから「不老長寿の果実」と呼ばれることもあります。
元々「ハスカップ」はアイヌ語で、古くからアイヌ民族によって自生したものが食用されていましたが、苫小牧を中心とする北海道で栽培されたものが加工品として多く商品化されていることから、北海道の名産品として広く知られています。
■ Wikipedia ブルーベリー
■ Wikipedia ハスカップ