「ブルーベリー」とは、ツツジ科スノキ属の落葉低木果樹、および食用とされるその果実のことで、北アメリカが原産とされています。
品種にもよりますが果実は青紫色で5mm~15mmの球形のものが一般的で、フルーツとして生食されるほか、ケーキやタルトなどの洋菓子に用いられたり、ジャムやジュース、果実酒などにも加工されます。
また、目の健康に良いとされるアントシアニンを豊富に含むことなどから、健康食品やサプリメントの原材料に用いられることもあります。
食用の栽培品種としてはハイブッシュ系、ラビットアイ系、ローブッシュ系の3品種が主流で、日本の気候でも手軽に栽培できることからガーデニングなど園芸品種としても人気があります。
一方「ラズベリー」とは、バラ科キイチゴ属の落葉低木果樹、および食用とされるその果実のことで、ヨーロッパが原産とされています。
品種にもよりますが果実は赤色で小さい球形が集合した形状の10mm~20mmのものが一般的で、「ブルーベリー」同様生食、洋菓子、ジャム、ジュース、果実酒などに用いられます。
フランス語では「ラズベリー」を「フランボワーズ」といい、「ラズベリー」の鮮やかな赤色を利用したフランボワーズソースは、デザートのみでなく肉料理などのソースに用いられることもあります。
食用の栽培品種としてはヨーロッパキイチゴを原産とした品種が主流で、日本では「木苺(木イチゴ)」と呼ばれることもあります。
■ Wikipedia ブルーベリー
■ Wikipedia ラズベリー
「ブルーベリー」…ツツジ科スノキ属の果樹・果実
「ラズベリー」…バラ科キイチゴ属の果樹・果実
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「ブルーベリー」と「ラズベリー」の違いは?