「柿」とは、ツツジ目カキノキ科カキノキ属に属する中国原産の落葉高木樹「カキノキ」の果実のことで、食用とされる果物です。
「柿」には、甘柿と渋柿があり、完熟した甘柿の果肉は甘味があり、フルーツとして生食されますが、渋柿の果肉は渋みが強いため生食はされず、ドライフルーツの「干し柿」に加工されることが多いです。
一方「牡蠣」とは、カキ目イタボガキ科に属する二枚貝の総称で、マガキやイワガキなどの大型種は食用にされます。
特にマガキは、世界的に食用目的での養殖が盛んな貝のひとつで、アミノ酸やコハク酸などの旨味成分を多く含み、栄養も豊富なことから世界中で古くから食されています。
日本においてはレモン汁や食酢、醤油などをかけて生食されるほか、焼き牡蠣、蒸し牡蠣、カキフライ、天ぷら、牡蠣鍋や土手鍋などの鍋料理の具材、炒め物、酢の物、ソテー、アヒージョなど様々な料理に用いられます。
また、「牡蠣」の煮汁を濃縮したものを主原料とする調味料「オイスターソース」にも加工されます。
■ Wikipedia カキノキ
■ Wikipedia カキ (貝)
「柿」…ツツジ目カキノキ科カキノキ属の落葉高木樹「カキノキ」の果実
「牡蠣」…カキ目イタボガキ科に属する二枚貝の総称
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