「パパイア」、「マンゴー」は、いずれも日本でよく知られるトロピカルフルーツです。
「パパイア」とは、パパイア科パパイア属に属する常緑高木の果樹、およびその果実のことで、中南米が原産とされています。
果実は長さ15~20cm、直径10cm程度のヘチマ型で、熟した果実は果皮、果肉ともに黄色~オレンジ色、中央には直径5mm程度の黒い種が多数入っています。
果肉はねっとりした舌触りと独特の強い甘味があり、生食されるほかジュースやピューレ、ドライフルーツなどにも加工されます。
「パパイア」には、「乳瓜(ちちうり)」「木瓜(もくか)」「万寿瓜(まんじゅまい)」「パウパウ」「ポーポー」「ママオ」「ツリーメロン」などの別名があるほか、カタカナでは「パパイヤ」と表記されることもあります。
「マンゴー」とは、ウルシ科マンゴー属に属する常緑高木の果樹、およびその果実のことで、インド、インドシナ半島が原産とされています。
果実は長さ3~25cm、直径2~15cmと品種により差が大きく、日本で多く流通するのは果皮が赤色のアップルマンゴー、果皮が黄色のペリカンマンゴー、果皮が緑色のキーツマンゴーなどで、いずれも果肉は黄色~オレンジ色をしています。
「パパイア」と違い、「マンゴー」は果実の中央に大きく平たい種がひとつ入っています。
果肉はジューシーで酸味と濃厚な甘味があり、生食されるほかジュースやピューレ、ドライフルーツなどにも加工されます。
また、香港発祥のマンゴープリンも、「マンゴー」を用いたデザートとして知られています。
■ Wikipedia パパイア
■ Wikipedia マンゴー
「パパイア」…パパイア科パパイア属の果樹およびその果実
「マンゴー」…ウルシ科マンゴー属の果樹およびその果実
こちらの[違いは?]もどうぞ
「パパイア」と「マンゴー」の違いは?