ミニチュアダックスフンドカニンヘンダックスフンドは、いずれもドイツ原産の小型愛玩犬で、FCI(国際畜犬連盟)による犬種グループでは4G(ダックスフンド)に分類される犬種です。
「ダックスフンド」は長い胴と短い脚が特徴で、長いマズルの面長の顔と垂れた耳を持ち、日本においてはサイズにより「スタンダード」、「ミニチュア」「カニンヘン」に分類されます。

ダックスフンド

「ミニチュアダックスフンド」とは、ダックスフンドのうち生後15か月を経過した時点で測定した胸囲が30~35cmのもので、体重は5.0kg以下が理想とされています。
ドイツ読みで「ミニチュアダックスフント」と呼ばれることや表記されることもあります。
体毛は短毛のスムースコート、ウェーブがかった長毛のロングコート、硬い剛毛のワイヤーコートがあり、毛色はレッド、イエロー、クリームなどの単色からブラック&タン、ダップル(ぶち模様)、ブリンドル(縞模様)など多岐に渡ります。

「カニンヘンダックスフンド」とは、ダックスフンドのうち生後15か月を経過した時点で測定した胸囲が30cm以下のもので、体重は3.2~3.5kgが理想とされています。
「カニンヘンダックスフント」と呼ばれることや表記されることもあり、ドイツ語で「ウサギ」を意味する「Kaninchen(カニンヘン)」の部分は「カニーンヘン」や「カニヘン」といったカタカナ表記が用いられることもあります。
「ミニチュアダックスフンド」同様、スムースコート、ロングコート、ワイヤーコートがあり、毛色も多種多様です。

なお、生後15か月を経過した時点で測定した胸囲が35cm以上のものは「スタンダード」に分類され、単に「ダックスフンド」といった場合「スタンダード」を指すことが多いです。


■ Wikipedia ダックスフント
■ 一般社団法人 ジャパンケネルクラブ ダックスフンド

「ミニチュアダックスフンド」…生後15か月経過時点で胸囲30~35cmのダックスフンド
「カニンヘンダックスフンド」…生後15か月経過時点で胸囲30cm以下のダックスフンド

「ミニチュアダックスフンド」と「カニンヘンダックスフンド」の違いは?