うどんきしめんは、いずれも小麦粉を主原料とするおよびその麺を使った麺料理です。

「うどん」とは、小麦粉に食塩と水を混ぜてよく練った生地を太く製麺した麺類で、漢字では「饂飩」と書きます。
手で引き延ばして製麺したものは「手延べうどん」、機械で切って製麺したものは「機械うどん」に分類され、JAS規格(日本農林規格)の乾めん類品質表示基準においては、機械で製麺された乾麺のうち麺の長径が1.7mm以上のものを「うどん」と分類しています。
うどん

「きしめん」とは、小麦粉に食塩と水を混ぜてよく練った生地を平たく製麺した麺類で、漢字では「棊子麺」と書きます。
「うどん」と同じく手で引き延ばして製麺したものは「手延べきしめん」、機械で切って製麺したものは「機械きしめん」に分類され、JAS規格では機械製麺の乾麺で幅4.5mm以上、厚さ2.0mm未満の帯状に成形したものを「きしめん」と分類しています。
地域によっては「平打ちうどん」や「ひらめん」、「ひもかわ」と呼ばれることもあり、JAS規格では「きしめん」と同じ基準のものに対して「ひらめん」、「ひもかわ」の呼称を用いることができると定めています。
平らな形状の「きしめん」は、「うどん」と比較して茹で時間が短い、コシが弱い、のびやすいなどの特徴があります。
きしめん


■ Wikipedia うどん
■ Wikipedia きしめん

「うどん」…小麦粉を練り太く製麺した麺類、機械製麺の乾麺では長径が1.7mm以上のもの
「きしめん」…小麦粉を練り平たく製麺した麺類、機械製麺の乾麺では幅4.5mm以上、厚さ2.0mm未満のもの

「うどん」と「きしめん」の違いは?
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