化粧品などで「コラーゲン」と「ヒアルロン酸」配合という言葉をよく目にしますが、成分や効果にはどのような違いがあるのでしょうか。
「コラーゲン」は、骨や軟骨に多く含まれているたんぱく質の一種です。
主に、細胞と細胞をつなげる役割をしていて、体内のたんぱく質量の約30%が「コラーゲン」でできています。
また、皮膚は、表皮・真皮・皮下組織に分けられていて、「コラーゲン」は、真皮の主成分です。真皮の半分以上を「コラーゲン」を占めています。
そのため、「コラーゲン」が皮膚の張りや弾力に大きく関わってきます。
年齢とともに「コラーゲン」の生成能力が衰えますので、「コラーゲン」が減少するとシワやたるみの原因になります。
「ヒアルロン酸」は、ムコ多糖類といわれる物質の一種です。
「ヒアルロン酸」は、体内のいたるところに存在していますが、特に関節部分や肌の真皮の部分に多く存在しています。
保湿能力が高いことで知られている「ヒアルロン酸」ですが、「ヒアルロン酸」が不足すると、関節に痛みが出たり肌の潤いがなくなるなどの問題が出てきます。
また、「コラーゲン」と同様に年齢とともに衰え、減少していく物質です。
■ Wikipedia コラーゲン
■ Wikipedia ヒアルロン酸
「コラーゲン」は骨に多く含まれているたんぱく質の一種で、「ヒアルロン酸」は関節などに多く含まれるムコ多糖類の一種
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「コラーゲン」と「ヒアルロン酸」の違いは?