「ブランデー」とは、おもに白ブドウなどの果実を発酵させた果実酒を蒸留して作るアルコール飲料です。
蒸留直後の蒸留液は無色透明ですが、木製の樽に詰められ熟成することにより琥珀色になるとともに豊かな風味に仕上がります。
蒸留前の原液にリンゴやサクランボなどの果実酒を用いた「ブランデー」もありますが、一般的には白ブドウを用いた「ワイン」に近い醸造酒が多く、「ブランデー」はワインの蒸留酒であるともいえます。
「コニャック」とは、フランスのシャラント県にある町「コニャック」の周辺で産出される「ブランデー」です。
アルマニャック地方で醸造される「アルマニャック」と並び、フレンチブランデーの二大銘酒と称されており、製造過程や最終的な品質評価において、特定の条件を満たしたもの以外に「コニャック」の名称を使用することは法律で厳しく制限されています。
「レミー・マルタン(Rémy Martin)」「カミュ(Camus)「ヘネシー(Hennessy)」などが「コニャック」のおもな銘柄で、樽による熟成度により、「V.O.」「V.S.O.」「V.S.O.P.」「X.O.」「エクストラ」「ナポレオン」などの等級に分類されます。
■ Wikipedia ブランデー
■ Wikipedia コニャック
「ブランデー」…果実を原料にした蒸留酒
「コニャック」…フランスのコニャック周辺で産出されるブランデー
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「ブランデー」と「コニャック」の違いは?