「赤ワイン」、「白ワイン」、「ロゼワイン」は、いずれもブドウ科ブドウ属のつる性落葉樹「ブドウ」の果汁を発酵させた果実酒で、世界中の多くの地域で飲用されているアルコール飲料「ワイン」を製法や色で分類したものです。
「赤ワイン」とは、果皮が黒色、紫色、赤色などをした「黒ブドウ」と呼ばれる品種のブドウを用い、果汁と果皮や種子を一緒に発酵させたワインです。
ブドウの果皮の色素がアルコールに溶けるため、ワインレッドとも呼ばれる濃厚な赤紫色をしたものが多く、果皮や種子からタンニンが浸出するため苦味、渋味が強くなります。
「白ワイン」とは、ブドウの品種に関わらず、果皮と種子を取り除いて果汁のみを発酵させたワインです。
果皮の色素が溶けだしていないため無色透明なものかやや黄味を帯びた色のものがほとんどで、「赤ワイン」と比較してタンニンが少ないため、口当たりがよく甘口ですっきりした印象のものが多いです。
「ロゼワイン」とは、「赤ワイン」の発酵工程で、ある程度着色がすすんだ時点で果皮と種子を取り除いて発酵させたワインです。
「ロゼワイン」の「ロゼ」は「バラ色」を意味し、「赤ワイン」、「白ワイン」の中間のピンク色のものが一般的です。
「赤ワイン」の発酵工程途中で果皮と種子を取り除く製法以外に、「白ワイン」の製法に元々色素の多い品種のブドウを用いたもの、「赤ワイン」と「白ワイン」をブレンドしたものなど様々な製法があります。
■ Wikipedia 赤ワイン
■ Wikipedia ワイン
■ Wikipedia ロゼワイン
「赤ワイン」…黒ブドウの果汁と果皮や種子を一緒に発酵させたワイン
「白ワイン」…果皮と種子を取り除いて果汁のみを発酵させたワイン
「ロゼワイン」…赤ワインの発酵工程途中で果皮や種子を取り除いて発酵させたワイン
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