「落葉樹」とは、ある季節に定期的に葉を落とす木本植物のことで、イチョウ、サクラ、コナラ、ブナ、ハナミズキなどが「落葉樹」として知られています。
「落葉樹」の葉は、一般的に低温や凍結、乾燥に弱く、春に萌芽した新芽が冬場の気温低下に対応して落葉し、翌春の萌芽まで全く葉を付けません。
気温の変動ではなく降雨量の変動に対応し、雨の降らない乾季に水分を保持するために落葉する「落葉樹」もあります。
一方「常緑樹」とは、幹や枝に一年を通じて緑の葉がついている木本植物のことで、クスノキ、スギ、ユズリハ、オリーブ、キンモクセイなどが「常緑樹」として知られています。
「常緑樹」は、気温が低下する冬期においても全ての葉が落葉せず、長期間に渡って少しずつ落葉したり、新葉が出る時期に入れ替わって落葉するため、年間を通じて葉を付けているように見えます。
原生地においては「常緑樹」であっても、気象条件の異なる環境では落葉性を示す樹木もあり、「半落葉樹」や「半常緑樹」と呼ばれます。
■ Wikipedia 落葉性
■ Wikipedia 常緑植物
「落葉樹」…ある季節に定期的に葉を落とす木本植物
「常緑樹」…幹や枝に一年を通じて緑の葉がついている木本植物
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「落葉樹」と「常緑樹」の違いは?