「砂漠(さばく)」とは、年間降雨量が250mm以下と降雨が極端に少なく、砂や岩石の多い土地、地域のことをいいます。
昼夜の気温差が激しく、水分も少ない「砂漠」は、植物がほとんど生息しておらず、農業にも適していません。
また、人間にとっても居住が困難な地域で、日本に「砂漠」とされる地域はありません。
アフリカのサハラ砂漠や、モンゴルのゴビ砂漠などが世界的に有名な「砂漠」です。
「砂漠」には、南極大陸も含まれており、日本で一般的にイメージされる砂ばかりの「砂漠」は「砂砂漠(すなさばく)」と呼ばれており、世界中の砂漠のうち約20%に過ぎません。
一方「砂丘(さきゅう)」は、風によって運ばれた砂が堆積して出来た丘状の地形のことをで、地域のことを指すわけではありません。
また、「砂漠」とは違い、降雨量は「砂丘」の定義にありません。
日本にも、鳥取県の鳥取砂丘をはじめたくさんの海岸砂丘があります。
「砂漠」とされる地域の中にも「砂丘」と呼ばれる場所が存在します。
「砂漠」年間降雨量が250mm以下と降雨が極端に少なく、昼夜の気温差が激しい砂や岩石の多い土地、地域
「砂丘」風によって運ばれた砂が堆積して出来た丘状の地形
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「砂漠」と「砂丘」の違いは?