「ベイクドチーズケーキ」と「レアチーズケーキ」「スフレチーズケーキ」の違いは?

チーズを用いたケーキ「チーズケーキ」は「ベイクドチーズケーキ」、「レアチーズケーキ」、「スフレチーズケーキ」の3種に大別されます。
　

「ベイクドチーズケーキ」とは、クリームチーズやマスカルポーネチーズ、リコッタチーズといった軟質のフレッシュチーズと卵、砂糖、小麦粉などを混ぜ、型に入れてオーブンで焼いたチーズケーキです。
「ベイクドチーズケーキ」の「ベイクド(baked)」は、日本語で「焼いた」を意味する英語で、欧米で単に「チーズケーキ」といった場合、「ベイクドチーズケーキ」を指すことが多いです。
「ベイクドチーズケーキ」の中でも、小麦粉を控え、チーズを濃厚にしたものを「ニューヨークチーズケーキ」と呼ぶこともあります。

「レアチーズケーキ」とは、クリームチーズやマスカルポーネチーズ、リコッタチーズといった軟質のフレッシュチーズと生クリーム、砂糖、牛乳、ヨーグルトなどを混ぜ、ゼラチンや寒天などで冷やし固めたチーズケーキです。
レモンの酸によるタンパク質凝固作用で固めることもあります。
「レアチーズケーキ」の「レア(rare)」は、日本語で「生焼けの」を意味する英語です。
クッキーやクラッカーを砕いて作ったクラスト生地が下に敷かれていることが多いです。

「スフレチーズケーキ」とは、クリームチーズやマスカルポーネチーズ、リコッタチーズといった軟質のフレッシュチーズと牛乳、砂糖、メレンゲなどを混ぜ、型に入れてオーブンで湯煎焼き(蒸し焼き)したチーズケーキで、「チーズスフレ」と呼ばれることもあります。
「スフレチーズケーキ」の「スフレ(Soufflé)」は、日本語で「吹く」を意味するフランス語ですが、「スフレチーズケーキ」は、日本で考案された日本発祥のチーズケーキで、海外では “Japanese style cheesecake” と呼ばれることもあります。