「手袋」と「軍手」の違いは?

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「手袋」とは、手の保護や防寒、装飾を目的として手に装着する被服の総称です。
綿やウール、ポリエステル、ナイロン、アクリル、フェルト、皮革、ゴム、ラテックス、ビニールなど、様々な素材の「手袋」があります。
素手で触ることが危険な鋭利なもの、高温や低温、化学物質やウィルスなどから手を保護する目的で装着されるほか、美術品や骨董品、宝石、貴金属、犯罪証拠品などの対象物に指紋や汚れをつけるのを防ぐために装着することもあります。
また、グリップ性を重視したスポーツ用のものや、単にファッションとして装着するものまで、用途も様々なものがあります。

「軍手」とは、「軍用手袋」の略で、旧日本軍の兵士が用いていた「手袋」を起源とする、安価で丈夫な作業用の「手袋」の一種です。
ポリエステルや綿をメリヤス編みで作ったものが一般的で、通常左右の区別がなく、白色のものが多いです。
なお、手の平部分にゴムなどで滑り止め加工を施し、左右の区別がある「軍手」や、カラー軍手と呼ばれる様々な色や柄をした「軍手」もあります。

■ Wikipedia 手袋
■ Wikipedia 軍手

「手袋」…手の保護や防寒、装飾を目的として手に装着する被服の総称
「軍手」…安価で丈夫な作業用の手袋の一種