毛布やニット系の洋服を選ぶ際によく見かける「ポリエステル」と「アクリル」ですが、ともにウールに似た風合いがあるのは分かりますが、それぞれどのような違いがあるのでしょうか。
「ポリエステル」は、耐久性に優れている非常に強い繊維です。
乾きが早く、しわになりにくく、縮みにくい繊維ですので、洗ったあとノンアイロンで着用できるというメリットがあります。
ただし、天然繊維(ウール)に比べ熱による影響を受けやすいため、高温のものに直接触れると溶けてしまうことがあります。
「アクリル」は、やわらかく保温性のある繊維です。
肌触りや暖かさは、天然繊維(ウール)に最も近い合成繊維です。
「ポリエステル」に比べ、耐光性に優れていますが、ニット製品においては伸びやすい繊維ですので、収納時はたたんで保管するなどの注意が必要です。
「ポリエステル」も「アクリル」も天然繊維に比べて毛玉が発生しやすいです。
■ Wikipedia ポリエステル
■ Wikipedia アクリル
「ポリエステル」は耐久性に非常に優れた強い繊維、「アクリル」は保温性のある天然繊維に最も近い合成繊維
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「ポリエステル」と「アクリル」の違いは?