「ナタデココ」とは、ココナッツの汁に酢酸菌を加えて発酵、ゲル状に凝固させたフィリピン発祥の発酵食品です。 独特の歯ごたえと食感が特徴で、賽の目切りにしてシロップをかけてデザートとして食されるほか、小さく切った果物とともに
「ラー油」と「タバスコ」の違いは?
「ラー油」とは、唐辛子などの香辛料となたね油を主原料とする中華人民共和国発祥の調味油で、漢字では「辣油」と書きます。 長ネギや生姜、鷹の爪、花椒などの香味野菜を入れて加熱し風味を移した油に、一味唐辛子を漬け込んで作るのが
「寒天」と「ナタデココ」の違いは?
「寒天」とは、天草(テングサ)や海髪(オゴノリ)などの海藻の粘液質を凍結・乾燥させた日本発祥の加工乾燥食品です。 屋外に放置された「ところてん」が冬の寒空で偶然凍結・乾燥されて発見された食品であることが名前の由来で「かん
「ナンプラー」と「ヌクマム」の違いは?
「ナンプラー」、「ヌクマム」は、いずれも魚と塩を主原料に作られた調味料「魚醤(ぎょしょう)」の一種です。 「ナンプラー」とは、カタクチイワシなどの小魚を塩とともに12~18か月間漬け込み熟成・発酵させたものから抽出さ
「穀物酢」と「米酢」の違いは?
「穀物酢」とは、米や小麦、酒粕、コーンなどの穀物を原料にした醸造酒を、酢酸菌で酢酸発酵させて作る液体調味料で「こくもつす」と読みます。 JAS(日本農林規格)では、醸造酢のうち穀類の使用量が1リットルあたり40g以上のも
「たくあん」と「いぶりがっこ」の違いは?
「たくあん」とは、干した大根を糠床(ぬかどこ)で漬けた日本発祥の漬物です。 天日干しで脱水した大根を、塩や風味付けの昆布などを加えた米糠(こめぬか)に漬け込んで熟成発酵させるのが伝統的な製法で、米糠に長時間漬け込むことに
「豆板醤(トウバンジャン)」と「甜麺醤(テンメンジャン)」の違いは?
「豆板醤」とは、空豆、唐辛子を主原料に、大豆、米、大豆油、ごま油、塩などを加え発酵・熟成させた中国四川省発祥の発酵調味料で「トウバンジャン」と読みます。 強い辛味が特徴の赤い味噌で、日本では「唐辛子味噌」と呼ばれることも
「バター」と「ギー」の違いは?
「バター」とは、牛乳から分離した乳脂肪分(クリーム)を練って固めた乳加工品です。 日本では食品衛生法に基づく厚生労働省令「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令」において乳脂肪分が80%以上と定められています。 「バター」
「パン」と「インスーチェン」の違いは?
「パン」とは、小麦粉、ライ麦粉などの穀粉に塩・水を加えて練った生地を、酵母で発酵させ成形して焼いた食品の総称です。 バゲットやクロワッサン、エピといったフランスパンをはじめ、デンマーク発祥のデニッシュ、ロシアのピロシキ、
「たくあん」と「つぼづけ」の違いは?
「たくあん」とは、干した大根を糠床(ぬかどこ)で漬けた日本発祥の漬物です。 天日干しや塩分によって脱水した大根を、塩や風味付けの昆布などを加えた米糠(こめぬか)に漬け込んで熟成発酵させるのが伝統的な製法で、米糠に長時間漬