ゴーダチーズチェダーチーズは、いずれも日本においてプロセスチーズの主な原料になるナチュラルチーズです。
   
ゴーダチーズ

「ゴーダチーズとは、オランダのゴーダ地方発祥のセミハードチーズで、牛乳乳酸菌、レンネット(凝乳酵素)がおもな原料です。
伝統的なオランダ産の「ゴーダチーズ」は、直径35cm、高さ11cm、重量約12kgの円盤型で、表皮は黄色や赤色のワックスコーティングされたものが一般的です。
マイルドな風味ながらコクや旨味がしっかりしており、そのままカットしておつまみ軽食サンドイッチなどに用いられるほか、加熱すると溶けることからピザトッピングチーズフォンデュの材料に使用されることもあります。

チェダーチーズ

「チェダーチーズ」とは、イングランドのチェダー地方発祥のハードチーズで、牛乳、乳酸菌、レンネット(凝乳酵素)がおもな原料です。
「チェダーチーズ」には、熟成時に四角く切ったカード(牛乳の凝固成分)を積み重ね、約15分おきに反転を繰り返す「チェダリング」と呼ばれる独自の工程があります。
伝統的な「チェダーチーズ」は直径35~38cm、高さ35cm、重量20~25kgの円筒状ですが、現在は一部の酪農家などで作られているものを除いてほとんどが四角形に成形されており、鮮やかなオレンジ色に着色された「レッド・チェダー」と、着色されていない「ホワイト・チェダー」があります。
独特の酸味がありますが癖のない風味で、そのままカットしてサンドイッチやサラダに用いられるほか、加熱すると溶けることからピザのトッピングやグラタンオムレツなどの料理に使用されることも多いです。


■ Wikipedia ゴーダチーズ
■ Wikipedia チェダーチーズ
■ 雪印メグミルク チーズ辞典 ゴーダ
■ 雪印メグミルク チーズ辞典 チェダー

「ゴーダチーズ」…オランダのゴーダ地方発祥のセミハードチーズ
「チェダーチーズ」…イギリスのチェダー地方発祥のハードチーズ

「ゴーダチーズ」と「チェダーチーズ」の違いは?