パエリアやカレーライスといえば、「サフラン」や「ターメリック」で色付けしたライスが欠かせませんが、どちらも同じ黄色。
これらにはどのような違いがあるのでしょうか。
「サフラン」は、その名の通り「サフラン」の花のめしべで、とても上品な香りを持っています。
1本の「「サフラン」からは、ほんの数グラムしかめしべが取れない上に、花の摘み取りから全て手作業で行われるため、大変高価です。
乾燥させた「サフラン」を水に溶かすと、めしべの赤色が黄色に変化します。この黄色で染められたものが「サフラン」ライスです。
「サフラン」はとても香り高いので、魚介料理によく合い、ブイヤベースやパエリアには欠かせないスパイスです。
「ターメリック」は、別名ウコンといい、ショウガ科ウコン属の多年草で、ウコンの地下茎を乾燥させた香辛料です。
地下茎を乾燥させているので、少し土くささの残る独特な香りと、ほんのり苦い風味が特徴で、黄色く着色させるために使用されることの多いスパイスです。
「サフラン」より安価で手に入りやすいため、しばしば「サフラン」の代用品として使用されています。
「ターメリック」は着色することが主となりますので、「ターメリック」ライスにはほとんど香りはありません。
■ Wikipedia サフラン
■ Wikipedia ウコン
「サフラン」は高価で手に入りにくいスパイス、その代用品として使用されるのが「ターメリック」
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「サフラン」と「ターメリック」の違いは?