「マリネ」と「カルパッチョ」の違いは?

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「マリネ」とは、ニシンやスモークサーモン、エビ、タコなどの魚介類、肉、野菜などを、ワインや酢、油、レモン汁、香味野菜、香辛料、調味料を入れて作る漬け液に浸す調理法、またその料理のことです。

「マリネ」は、漬け液に浸す行為を指す動詞として使われることもあり、そういった意味では和食の「南蛮漬け」「なます」「酢の物」も広義では「マリネ」といえます。

「カルパッチョ」とは、薄切りにした牛ヒレなどの生肉に、チーズやマヨネーズソースなどの調味料をかけたイタリア発祥の料理です。

牛ヒレ肉の代わりにマグロやカツオ、サケなどの魚介類の刺身を使用した、和風の「カルパッチョ」は、日本でアレンジされた料理ですが、近年は本国のイタリアをはじめ海外でも定着してきています。
しかし、本来は牛肉を使用した料理が「カルパッチョ」であるため、牛肉以外を用いたアレンジ料理は、「マグロのカルパッチョ」「真鯛のカルパッチョ」といった表記にするか、「カルパッチョ風」という呼称が正しいといえます。

■ Wikipedia マリネ
■ Wikipedia カルパッチョ

「マリネ」魚介類、肉、野菜などを漬け液に浸す調理法、料理
「カルパッチョ」薄切りにした牛生肉に、チーズやマヨネーズソースなどの調味料をかけたイタリア料理