「フェヌグリーク」とは、地中海沿岸原産のマメ科の一年生植物で、種子を乾燥したものは香辛料として食用にされます。
香辛料としての「フェヌグリーク」は、長さ3~4mm、幅2~3mm程度の多角形の種子を乾燥させたもので、ホール(原型)のものを「フェヌグリークシード」、粉末に挽いたものを「フェヌグリークパウダー」と呼び分けることもあります。
メープルシロップに似た甘い香りと強い苦みが特徴で、カレーやスープ、チャツネなどの料理に用いられるほか、種子から抽出したエキスはタバコのフレーバーとしても利用されることもあります。
「フェヌグリーク」の葉はクローバーに似た三つ葉で、葉や茎はハーブ・野菜として利用され、サラダとして生食されることや、料理の添え物として利用されることもあります。
和名は「胡廬巴(コロハ)」で、生薬として用いられることもあります。
「カスリメティ」とは、「フェヌグリーク」の葉を乾燥させたもので、「フェヌグリークリーフ」と呼ばれることもあります。
生の葉はヒンディー語で「フェヌグリーク」を指す「メーティー」に由来して「メティ」と呼ばれることもあります。
「カスリメティ」はスパイスとしてジャガイモや豆の煮込み料理に用いられるほか、バターチキンカレーやサグカレーなどのカレーをはじめとしたインド料理の風味づけに用いられることが多いです。
■ Wikipedia フェヌグリーク
■ エスビー食品株式会社 セレクトスパイス カスリメティ
「フェネグリーク」…種子が香辛料として用いられる地中海沿岸原産のマメ科の一年生植物
「カスリメティ」…フェヌグリークの葉を乾燥させたスパイス
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