「ローストチキン」と「フライドチキン」の違いは?

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「ローストチキン」、「フライドチキン」は、いずれもキジ目キジ科の家禽「鶏(ニワトリ)」を用いた料理で、日本においてはクリスマスの定番料理として知られています。
　

「ローストチキン」とは、鶏肉を調味してオーブンなどで丸ごと焼いた料理で、直訳すると「鶏の丸焼き」です。
中抜きした丸鶏を食塩やコショウ、ニンニク、オレガノ、タイム、ローズマリーなどのハーブ類で調味し、内部に細かく刻んだ野菜やピラフなどの詰め物を入れて整形し、オーブンで焼いたものが一般的です。
なお、欧米においては、鶏よりも大きい七面鳥を丸焼にした「ローストターキー」がクリスマスや感謝祭の定番料理とされることが多いです。

「フライドチキン」とは、鶏肉に調味した小麦粉をまぶして油で揚げた料理で、直訳すると「鶏のから揚げ」です。
一般的に「フライドチキン」といった場合、ハーブやスパイスで洋風の調味をしたものを指し、醤油や酒、みりんなど和風の調味料を用いた日本のから揚げと区別されることがほとんどです。
また、日本においては、「フライドチキン」を主力商品としたファストフード店「ケンタッキーフライドチキン(KFC)」の商品をはじめ、ハンバーガーチェーンやコンビニエンスストアなどで販売されている調理済みの商品を指す場合が多いです。

■ Wikipedia ローストチキン
■ Wikipedia フライドチキン

「ローストチキン」…鶏肉を調味してオーブンなどで丸ごと焼いた料理
「フライドチキン」…鶏肉に調味した小麦粉をまぶして油で揚げた料理