「グラタン」と「ラザニア」の違いは?

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「グラタン」とは、フランス発祥の料理で、肉や魚介類、ブロッコリーや玉ねぎなどの野菜、ベーコン、ゆでたまご、マカロニといった具材にベシャメルソースなどのホワイトソースを絡めて耐熱容器に盛り、チーズ、パン粉をかけて器ごとオーブンで焼いたものをいいます。
マカロニをメインとしたマカロニグラタン、ジャガイモをメインとしたポテトグラタン、魚介類をメインとしたシーフードグラタン、海老をメインとしたエビグラタン、など様々なバリエーションがあります。

「ラザニア」とは、イタリア発祥の料理で、平らな板状のパスタとベシャメルソースなどのホワイトソース、ラグーと呼ばれるミートソース、モッツァレラチーズやリコッタチーズ、パルメザンチーズなどのナチュラルチーズを耐熱容器にミルフィーユ状に重ねてオーブンで焼いたものをいいます。
アメリカでは平らな板状のパスタの代わりにトタン屋根のように波打ったパスタが用いられることも多いです。
欧米ではこれら板状のパスタそのものを指して「ラザニア」と呼ぶこともありますが、日本において単に「ラザニア」といった場合、前述のパスタ料理を指すことがほとんどです。

■ Wikipedia グラタン
■ Wikipedia ラザニア

「グラタン」…具材にホワイトソースを絡めチーズをかけてオーブンで焼いたフランス発祥の料理
「ラザニア」…板状のパスタ、ホワイトソース、ミートソース、チーズをミルフィーユ状に重ねてオーブンで焼いたイタリア発祥の料理