「スーツケース」と「キャリーバッグ」の違いは?

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「スーツケース」とは、スーツなどの衣類を運搬するための旅行用鞄の一種で、一般的なものは四角い形状をしており上部に取っ手がついています。
硬質プラスチックなどの合成樹脂、ジュラルミンなどの合金、革などを用いて作られた丈夫なものが多く、片側についた蝶番を軸に蓋を全開することができます。

「キャリーバッグ」とは、底に車輪がついた鞄を指す和製英語です。
日本においては「スーツケース」と比較して小型のものや、ビニール製や布製など柔軟な素材のものを「キャリーバッグ」と呼ぶことが多く、伸縮する取っ手がついたものが一般的です。
「キャリーケース」「トロリーバッグ」「トロリーケース」「ゴロゴロ」「コロコロ」と呼ばれることもあります。

近年では「スーツケース」も車輪や伸縮する取っ手がついたものが多く、「キャリーバッグ」も小型なものから大型なものまで多種多様なサイズが発売されており、両者の違いに明確な定義はないといえます。

なお、英語圏における「キャリーバッグ(carrier bag)」は、持ち歩く鞄、買い物袋といった意味で、日本語における「キャリーバッグ」とはまったく意味が違います。

■ Wikipedia スーツケース
■ Wikipedia トロリーバッグ

「スーツケース」…スーツなどの衣類を運搬するための旅行用鞄の一種
「キャリーバッグ」…底に車輪がついた鞄を指す和製英語