は、いずれも「かわ」と読む動物皮膚を指す語ですが、両者には明確な違いがあり使い分けられています。

「皮」とは英語でいう “skin” にあたり、動物の表面を覆い内部を保護するもので、の皮膚においては厳密には「原皮」といいます。

「革」とは英語でいう “leather” にあたり、獣の皮膚のを除去して鞣し(なめし)加工したものを指します。

動物から剥いだ「皮」は、加工がない状態では腐敗したり、硬化してしまいます。
鞣し加工とは、植物化学薬品を用いて皮を柔らかくし、腐敗や硬化を防ぐ加工のことで、植物が持つタンニンという物質を用いる「タンニン鞣し」と、塩基性硫酸クロムという化学物質を用いる「クロム鞣し」が代表的です。

「皮」は、動物だけでなく人間の皮膚や、野菜果物、植物のほか、餃子やシュークリームといった加工品に至るまで、表面部分を指す場合に用いられます。

加工が施されたという意味が強い「革」は、「革命」「改革」といった熟語にあるように「変化」「改める」という意味も持ちます。

なお、加工がしてある場合でも、脱毛がされてない場合、「毛皮」のように「皮」が用いられる場合があります。


■ Wikipedia 皮革
■ wiktionary 皮
■ wiktionary 革

「皮」動物の表面を覆い内部を保護するもの
「革」獣の皮膚の毛を除去して鞣し加工したもの

「皮」と「革」の違いは?
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