「アロワナ」と「ピラルク」の違いは?

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「アロワナ」「ピラルク」は、いずれも「生きている化石」と呼ばれる大型の古代魚です。

「アロワナ」は、アロワナ目アロワナ科アロワナ亜科に属する大型の淡水魚です。
南米、オーストラリア、東南アジアの淡水に分布し、岸辺や水没林、餌となる昆虫類の豊富な支流のよどみに広く生息しています。
代表的な種の「シルバーアロワナ」は大型のアクアリウム用観賞魚としても普及しており、体長は成魚で1m程度になります。
「アロワナ」の外観的特徴は、小型魚を丸呑みするために下あごがせり出したような大きく開く口です。

「アロアナ」と呼ばれることがありますが正確には「アロワナ」です。

「ピラルク」は、アロワナ目アロワナ科ヘテロティス亜科に属する世界最大級の淡水魚です。
南米アマゾン川流域に分布し、沼地や川の流れのゆるい所に生息しています。
成魚の体長は2m～3mで、観賞魚として一般家庭での飼育は難しいといえます。
「ピラルク」の外観的特徴は、横に平べったい頭部と、成魚で直径10cm程もある円形の硬い鱗です。

「アラパイマ」「パイチェ」「ピラルクー」と呼ばれることもあります。

■ Wikipedia アロワナ
■ Wikipedia ピラルクー

「アロワナ」アロワナ科アロワナ亜科に属する、成魚で1m程の大型の淡水魚
「ピラルク」アロワナ科ヘテロティス亜科に属する、成魚で2m～3m程の世界最大級の淡水魚