「ネオンテトラ」と「カージナルテトラ」は、いずれもアマゾン川流域に生息するカラシン目カラシン科の熱帯魚です。
いずれの魚も、飼育が容易なことから観賞魚として淡水アクアリウムなどに用いられることも多く、入門種の代表とされることもあります。
頭部から尾びれの付け根近くにかけてメタリックブルーのラインが入り、腹部が赤いといった特徴など、容姿も酷似している「ネオンテトラ」と「カージナルテトラ」ですが、人工的な品種改良種や亜種ではなく、それぞれ独立した原種です。
外見上の最大の違いは「カージナルテトラ」は、下半分が全て赤色なのに対して「ネオンテトラ」は腹部から尾びれにかけてのみ赤色をしているというところがあげられます。
また、成魚のサイズも「カージナルテトラ」は最大で体長40mm程度まで成長しますが、「ネオンテトラ」はひとまわり小さい体長30mm程度となります。
■ Wikipedia ネオンテトラ
■ Wikipedia カージナルテトラ
「ネオンテトラ」は上半分がメタリックブルー、腹部から尾びれにかけて赤い淡水魚で最大30mm程度
「カージナルテトラ」は上半分がメタリックブルー、下半分が全体的に赤色の淡水魚で最大40mm程度
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「ネオンテトラ」と「カージナルテトラ」の違いは?