「ラタトゥイユ」、「カポナータ」は、いずれも野菜がおいしい地中海沿岸地域を発祥とする料理です。
「ラタトゥイユ」はズッキーニを中心とした野菜を炒めて煮込んだ料理で、プロヴァンス地方のニースが発祥とされるフランス料理です。
「ラタトゥイユ」の一般的な調理方法は、ズッキーニ、玉ねぎ、ナス、ピーマンなどの夏野菜をにんにくとオリーブ油で炒めて、トマトを加え、オレガノ、バジル、タイムなどの香草とワインで煮込んで作ります。
味付けは基本的に塩コショウのみで、ハーブが香るトマトベースの味になります。
「カポナータ」はオリーブ油で揚げたナスを中心とした野菜を炒めて煮込んだ料理で、シチリア島やナポリが発祥とされるイタリア料理です。
「カポナータ」の一般的な調理方法は、オリーブ油でナスを素揚げし、玉ねぎ、セロリ、トマト、オリーブ、ケッパーなどの野菜とともオリーブ油で炒めて、砂糖で調味した白ワインビネガーで煮込んで作ります。
砂糖と酢で煮込むため、甘酸っぱい味付けになります。
■ Wikipedia ラタトゥイユ
■ Wikipedia カポナータ
「ラタトゥイユ」ズッキーニを中心とした野菜を炒めて煮込んだフランス料理
「カポナータ」揚げたナスを中心とした野菜を炒めて煮込んだイタリア料理
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「ラタトゥイユ」と「カポナータ」の違いは?