「集中豪雨」とは、限られた地域に短時間に多量の雨が降ることをいいます。
気象庁でも用いられる気象用語で、雨量による厳密な定義はないものの「単独の積乱雲によりもたらされる、数十分の短時間に、数十mm程度の雨量をもたらす雨」のことを「局地的大雨」、「積乱雲が連続して通過することによりもたらされる、数時間にわたって強く降り、100mmから数百mmの雨量をもたらす雨」のことを「集中豪雨」としています。
一方「ゲリラ豪雨」とは、予測が困難な巨大積乱雲の発生に伴う突発的で局地的な豪雨のことをいいます。
「ゲリラ豪雨」は気象庁の予報用語ではなく、気象学的に明確な定義はありませんが、一般的には「集中豪雨」と比較して、さらに狭い範囲で、短時間に降る豪雨を指す場合が多いです。
マスコミを中心に広く使われ、2008年の新語・流行語大賞に選ばれたこともある「ゲリラ豪雨」ですが、日本国内しか使われない用語であることや、「ゲリラ」が軍事的なものを連想させるとして、近年では「局地豪雨」が使われることも多くなっています。
■ Wikipedia 集中豪雨
■ Wikipedia ゲリラ豪雨
「集中豪雨」限られた地域に短時間に多量の雨が降ること
「ゲリラ豪雨」予測が困難な巨大積乱雲の発生に伴う突発的で局地的な豪雨のこと
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「集中豪雨」と「ゲリラ豪雨」の違いは?