有酸素運動

有酸素運動とは、呼吸により体内に酸素を取り込みながら行う運動のことで、ウォーキングジョギングサイクリングエアロビクスなど軽度~中度の負荷を長時間継続する運動です。
「有酸素運動」では、体内の糖質脂肪を、取り込んだ酸素とともに消費することでエネルギーを生成します。
このため、「有酸素運動」体脂肪を減らす効果、ダイエット効果がある運動といえます。

無酸素運動

一方無酸素運動とは、「有酸素運動」ではない運動のことで、短距離走筋力トレーニングウェイトトレーニングなど短時間に強い負荷をかける運動です。
呼吸をせずに行う運動という意味ではなく、短時間のために酸素を使うことができない運動になります。
「無酸素運動」では、糖質や脂肪を消費せず、筋肉に蓄えられたグリコーゲンなどを乳酸に分解することでエネルギーを生成します。
疲労物質である乳酸が蓄積されると、乳酸の濃度を薄めるため筋繊維の超回復が起き、筋肉の肥大につながります。
このため、「無酸素運動」は筋肉を鍛える効果がある運動といえます。

なお、「無酸素運動」により筋肉量が増加すると、基礎代謝量も増えて痩せやすい身体になるため、「有酸素運動」「無酸素運動」を組み合わせることで高いダイエット効果が期待できます。


■ Wikipedia 有酸素運動
■ Wikipedia 無酸素運動

「有酸素運動」…糖質や脂肪を、酸素とともに消費することでエネルギーを生成する運動
「無酸素運動」…筋肉のグリコーゲンなどを乳酸に分解することでエネルギーを生成する運動

「有酸素運動」と「無酸素運動」の違いは?