「バジル」とは、シソ科メボウキ属に属する熱帯アジア原産の多年草で、イタリア料理にはかかせないハーブです。
英語では “Basil” と書き「バジル」と読み、イタリア語では “Basilico” と書き「バジリコ」と読むため、日本のイタリア料理店などにおいては「バジリコ」の呼称が用いられることもあります。
「ジェノヴェーゼ」とは、「バジル」と松の実、ニンニク、パルミジャーノ・レッジャーノ、オリーブオイルなどを材料として作るイタリア北西部の都市「ジェノヴァ」発祥のソースです。
「ジェノヴェーゼ」は、本来地名を表す「ジェノヴァの」という意味で、ソースを指す場合厳密には「ペスト・ジェノヴェーゼ」といいます。
日本ではこの「ペスト・ジェノヴェーゼ」や、「バジル」を用いて作る「ペスト・ジェノヴェーゼ」に類似したソースを絡めたスパゲッティを「バジリコスパゲッティ」や「ジェノヴェーゼ」と呼ぶこともあります。
なお、「ジェノヴェーゼ」が、「バジル」と同様にハーブのことを指して使われることがありますが、これは誤用といえます。
なお、「ジェノヴェーゼ」は、「ジェノベーゼ」とカタカナ表記されることもあります。
■ Wikipedia バジル
■ Wikipedia ペスト・ジェノヴェーゼ
「バジル」…シソ科メボウキ属に属する熱帯アジア原産のハーブ
「ジェノヴェーゼ」…バジルを材料としたジェノヴァ発祥のソースで正しくは「ペスト・ジェノヴェーゼ」
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「バジル」と「ジェノヴェーゼ」の違いは?