「ツナ」は、英語で “tuna” と書き、本来の意味はスズキ目サバ科マグロ属に分類される魚の総称のことですが、日本においては「ツナ缶」と呼ばれるマグロまたはカツオの油漬け缶詰を指すことが多いです。
「シーチキン」は、食品メーカーはごろもフーズ株式会社が製造・販売するマグロまたはカツオの油漬け缶詰の商品名で、登録商標です。
鶏肉のささみに似ていることから「海の鶏肉」という意味の「シーチキン」と名付けられ、1958年に商標登録されました。
「シーチキン」を含む「ツナ缶」は、本来植物油に漬けた水産加工品ですが、低脂肪・低カロリーの需要から近年では油脂をカットした水煮タイプも商品化されており、身の形状もブロック状やフレーク状など、多種多様な商品が販売されています。
「シーチキン」は、国内のマグロ油漬け缶詰の半数以上のシェアを誇るため、一般名詞に近い形で使われることも多く、「シーチキン」以外の他社の「ツナ缶」を指して「シーチキン」と呼ぶ場合もあります。
■ Wikipedia ツナ
■ Wikipedia シーチキン
「ツナ」…スズキ目サバ科マグロ属に分類される魚の総称、日本においてはマグロまたはカツオの油漬け缶詰
「シーチキン」…はごろもフーズが製造・販売するマグロまたはカツオの油漬け缶詰の商品名・登録商標
こちらの[違いは?]もどうぞ
「ツナ」と「シーチキン」の違いは?