M&M's

「M&M’s」とは、アメリカ合衆国食品会社マースが1941年より製造販売しているチョコレート菓子商品名で、登録商標です。
「M&M’s」は、チョコレート砂糖コーティングしたものにカラフルな着色をして「m」の文字を印字したチョコレート菓子で、「口の中で溶けて、手に溶けないチョコレートを開発してほしい」というアメリカ陸軍の兵士の要望を元に開発されました。
商品キャッチフレーズは「お口でとろけて、手にとけない」で、共同創業者のフォレスト・マース(Forrest Mars)氏とブルース・ムリー(Bruce Murrie)氏の姓の頭文字をつなげた “Mars & Murrie” が商品名の由来です。
日本では1980年に発売開始、現在はミルクチョコレートのもの以外に、アーモンドピーナッツ、クリスピーなど様々な派生商品も発売されています。
「M&M’s」の色は、発売当初の茶色、黄色、オレンジ色、赤色、緑色、紫色の6色をはじめ、現在では全部で21色ありますが、酸化チタンやタール系色素などの合成着色料を用いているため発色が鮮やかであるのが特徴です。

マーブルチョコレート

一方マーブルチョコレートとは、日本の食品会社の株式会社明治が1961年より製造・販売しているチョコレート菓子の商品名で、登録商標です。
「M&M’s」など欧米で売れていたチョコレート菓子を参考に、日本で最初に開発・発売された粒状の糖衣チョコレート菓子です。
「マーブル(marble)」は、「大理石」や「おはじき」などの意味を持つ英語で、表面が大理石に似た光沢があることや、形状がおはじきに似ていることが商品名の由来です。
発売当初から現在と同じ筒状パッケージで、おまけとしてシールが同梱されています。
商品のキャッチフレーズは「7つの色が揃ったチョコレート」で、茶色、黄色、オレンジ色、赤色、緑色、水色、ピンク色の全7色ですが、クチナシやカロチノイド、ビートレッド、イカ墨など天然色素を用いており、発色の鮮やかさはないものの、安全性は高いといえます。


■ Wikipedia M&M’s
■ Wikipedia マーブルチョコレート
■ 公式サイト マース ジャパン
■ 公式サイト 株式会社 明治

「M&M’s」…マースが製造・販売しているチョコレート菓子の商品名・登録商標
「マーブルチョコレート」…明治が製造・販売しているチョコレート菓子の商品名・登録商標

「M&M’s」と「マーブルチョコレート」の違いは?
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