「マッシュポテト」、「フムス」は、いずれもペースト状の料理ですが全く別の料理です。
「マッシュポテト」とは、茹でたジャガイモを押しつぶし、牛乳、バターなどを加えてペースト状に練った欧米発祥の料理です。
ステーキやハンバーグなど肉料理の付け合わせに用いられるほか、ポテトサラダやコロッケ、グラタンなど他の料理のベースとして用いられることも多いです。
そのまま食す場合は塩、コショウで調味してパセリを振りかけたり、グレイビーソースや溶かしたバターをかけることが多く、ベーコンやチーズなどの具材を加えることもあります。
英語での綴りは “mashed potato” のため、厳密には「マッシュドポテト」になります。
一方「フムス」とは、茹でたヒヨコマメをフードプロセッサーなどですりつぶし、練りゴマ、ニンニク、レモン汁、オリーブオイルなどを加えてペースト状に練った中東発祥の料理です。
野菜やクラッカーのディップソースとして用いられるほか、トルティーヤやピタパン、サンドイッチの具材として用いられることも多いです。
「フムス」は本来「ひよこ豆」を意味するアラビア語で、トルコ、イスラエル、パレスチナ、レバノン、ヨルダン、シリア、イラク、キプロス、ギリシア、カタールなど中東の広い地域で食される伝統的な料理です。
英語での綴りは “Hummus” で、日本においては「フンムス」や「ホンモス」、「ハマス」、「ハモス」とカタカナ表記されることもあります。
■ Wikipedia マッシュポテト
■ Wikipedia フムス
「マッシュポテト」…茹でたジャガイモをつぶしてペースト状に練った欧米発祥の料理
「フムス」…茹でたヒヨコマメをつぶしてペースト状に練った中東発祥の料理
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