トルティーヤ

トルティーヤとは、メキシコ料理における主食で、トウモロコシに水とを加え薄く円形に伸ばして焼いた薄焼きパンの一種です。
トウモロコシの粉で作ったもののほか小麦粉で作った「トルティーヤ」もあり、トウモロコシの粉で作ったものを「コーントルティーヤ」、小麦粉で作ったものを「フラワートルティーヤ」と呼び分けることもあります。
「トルティーヤ」肉類野菜などの具材を挟んだ「タコス」や、「トルティーヤ」豆類、野菜などの具材を包んだ「ブリトー」、「トルティーヤ」を三角形に切って揚げた「トルティーヤチップス」、トルティーヤチップスにサルサチーズなどのトッピングをした「ナチョス」など、メキシコ料理、テクス・メクス料理(メキシコ風アメリカ料理)には欠かせない食品です。

ケサディーヤ

一方ケサディーヤとは、2枚の「トルティーヤ」でチーズをはさんで焼いたメキシコ料理、テクス・メクス料理のファストフードです。
チーズのほかに野菜やベーコンハムソーセージ鶏肉、サルサなどを具材として用いることもあります。
スペイン語の綴りは “Quesadilla” で “Queso” は「チーズ」、”illa” は「小さい」を意味し、直訳すると「小さいチーズのもの」という意味になります。
国や地域によっては「トルティーヤ」を2つ折りにして溶かしたチーズと具材をはさんだり、「トルティーヤ」で具材を包んで揚げた料理を指すこともありますが、日本においては2枚の「トルティーヤ」でチーズと具材をはさんで薄く焼き、ピザケーキのように四等分~八等分に切り分けて盛りつけられた料理を指すことが多いです。


■ Wikipedia トルティーヤ
■ Wikipedia ケサディーヤ

「トルティーヤ」…トウモロコシの粉に水と塩を加え薄く円形に伸ばして焼いたパン
「ケサディーヤ」…2枚のトルティーヤでチーズをはさんで焼いたメキシコ料理、テクス・メクス料理

「トルティーヤ」と「ケサディーヤ」の違いは?
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