日本における「賞味期限」「消費期限」の表示は、食品衛生法とJAS規格(日本農林規格)で定義が定められており、加工食品には基本的にどちらかが表示してあります。
「賞味期限」とは「美味しく食べられる期限」です。
開封していない状態で、表示されている保存方法に従って保存したときに、美味しく食べられる期限を示しています。
「賞味期限」は、缶詰、ジュース、スナック菓子、インスタントラーメンなど、5日を超える長期の保存が可能な食品に表示してあります。
「賞味期限」を過ぎても食べられなくなるとは限りません。
ちなみに、かつては「品質保持期限」と表示されていたこともありますが、現在は「賞味期限」に統一されています。
なお、砂糖や塩などの調味料、チューインガム、アイスクリーム類・氷など、特に長期保存が可能なものには「賞味期限」を省略することができます。
一方「消費期限」とは「安心して食べられる期限」です。
開封していない状態で、表示されている保存方法に従って保存したときに、食べても安全な期限を示しています。
「消費期限」は、弁当や惣菜、洋生菓子、食肉、低温殺菌牛乳など、概ね5日以内に品質面で著しい品質低下が認められる食品や食材に表示してあります。
「消費期限」を表示した食品は傷みやすいので、期限内に消費する必要があります。
■ Wikipedia 賞味期限
■ Wikipedia 消費期限
「賞味期限」美味しく食べられる期限で期限過ぎても食べられなくなるとは限らない
「消費期限」安心して食べられる期限で期限内に消費する必要がある
こちらの[違いは?]もどうぞ
「賞味期限」と「消費期限」の違いは?