「八宝菜」、「酢豚」は、いずれも日本の中華料理店や家庭で定番のメニューといえる中華料理です。
「八宝菜」とは、豚肉と、エビやイカなど魚介類、シイタケやキクラゲなどのキノコ、白菜やタケノコ、玉ねぎ、ニンジン、ピーマン、ヤングコーンなどの野菜、ウズラ卵などの具材を炒め、鶏ガラベースのスープなどで煮込んで水溶き片栗粉でとろみをつけた中華料理です。
日本では、白飯の上に「八宝菜」、または「八宝菜」に類似した中華風の具材を盛り付けたものを「中華飯」や「中華丼」といいます。
なお、「八宝菜」の「八」は、「8種類の」という意味ではなく、日本における「五目炒め」の「五目」と同様、「多くの種類」という意味で使われています。
「酢豚」とは、下味をつけて一口大の角切りにした豚肉に衣をつけて油で揚げ、玉ねぎ、ニンジン、ピーマンなどの野菜とともに炒め、水溶き片栗粉に酢、砂糖、醤油などの調味料を加えて作る甘酢あんを絡めた中華料理です。
酸味や甘味を増すため、パイナップルなどの果物を具材に用いることもあります。
■ Wikipedia 八宝菜
■ Wikipedia 酢豚
「八宝菜」…様々な具材を炒めて煮込んでとろみをつけた中華料理
「酢豚」…油で揚げた豚肉と野菜を炒めて甘酢あんを絡めた中華料理
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「八宝菜」と「酢豚」の違いは?